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ダイニングテーブルは、家族が集う食卓の中心となる家具です。
しかし、サイズや素材、形状、デザインなど、選ぶポイントが多いため、「どれを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
私自身、初めてダイニングテーブルを選んだときは、サイズや形、素材の違いに戸惑い、なかなか決められませんでした。
だからこそ、本記事では「後悔しない選び方」を6つのポイントに絞って、わかりやすく解説します。
ライフスタイルや家族構成に合った最適なテーブルを見つけるためのヒントをお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
①材質(素材)で決まる耐久性や雰囲気

ダイニングテーブルの材質は、見た目の印象だけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさにも大きく影響します。
長く使うものだからこそ、ライフスタイルに合った素材を選ぶことが大切です。
木材の種類と特徴(無垢材、突板)
木製のダイニングテーブルは、ナチュラルな雰囲気が魅力ですが、木材の種類によって特徴が異なります。
- 無垢材(むくざい)
一本の木を削り出して作られており、木の質感や温かみをダイレクトに感じられます。傷がついても削って補修でき、経年変化を楽しめる点が魅力ですが、価格が高く、乾燥や湿気による反りや割れが発生しやすい点には注意が必要です。
- 突板(つきいた)
無垢材の薄い板を合板に貼り付けたもので、見た目は無垢材に近いものの、コストを抑えられます。また、湿度による反りが少なく扱いやすいのがメリットです。ただし、表面が薄いため、傷がつくと補修が難しいというデメリットもあります。
セラミック素材の特徴
近年、人気が高まっているのがセラミック天板のダイニングテーブルです。
✔ 耐熱性が高く、熱い鍋やフライパンを直接置いても問題なし
✔ 傷がつきにくいため、小さな子どもがいる家庭にもおすすめ
✔ 水や汚れに強く、お手入れが簡単(食べこぼしもサッと拭くだけ)
木材のような経年変化は楽しめませんが、高耐久でメンテナンスフリーのテーブルを求める方におすすめです。
その他の素材(ガラス、大理石)の特徴
- ガラス製
透明感があり、スタイリッシュな印象を与えます。圧迫感がないため、狭い部屋でも広く見せる効果があります。ただし、指紋や汚れが目立ちやすい点がデメリットです。
- 大理石製
高級感があり、インテリアの主役になる存在感を持ちます。しかし、重量があるため移動が大変であり、価格も比較的高めです。
素材によって、見た目や耐久性、使い心地は大きく変わります。
木の温もりを楽しむなら無垢材、手軽さ重視ならセラミックや突板など、ライフスタイルに合った素材を選ぶことが何より大切です。
では次に、「サイズの選び方」に移りましょう。
②人数と空間に合わせたサイズ選び

ダイニングテーブルのサイズ選びでは、家族の人数と部屋の広さを考慮することが重要です。
食事をする際の快適さにも注目し、適切なスペースを確保することがポイントになります!
家族の人数別サイズ目安
我が家は4人家族だけど、どのサイズのテーブルがちょうどいいの?
ダイニングテーブルのサイズは、家族構成に応じて選びましょう。
- 4人家族の場合
横幅120〜140cmが適正サイズ
- 来客が多い家庭の場合
横幅160cm以上がおすすめ
- 6人以上なら
180cm以上、または伸長式テーブルを選ぶのもアリ
ただし、人数だけでなく、一人ひとりが快適に食事できるスペースも考慮する必要があります。
食事を快適にするために必要なスペースとは
1人あたりに必要なスペースの目安は以下の通りです。
- 最低限のスペース
幅60cm × 奥行40cm
- リラックスできるスペース
幅70cm × 奥行45cm
人と人の距離が近すぎると、食事中に窮屈に感じたり、リラックスしにくくなったりします。
そのため、できるだけ1人あたり「70cmの幅」を確保すると、食事をより快適に楽しめます。
また、テーブルの上には料理を置くスペースも必要です。
パーソナルスペース + 料理を置く余裕を考えると、少し大きめのテーブルを選ぶ方が快適です。
✔ 隣の人との適度な距離感(窮屈さを感じない配置が理想)
✔ 料理を置くスペースを考慮(取りやすい位置に配置できるか)
この2つのポイントを押さえて選びましょう。
部屋の広さを考慮する
テーブルの周りには、椅子を引くためのスペースが必要です。
最低でも「60〜70cm」の余裕を確保しましょう。
狭い部屋に大きなテーブルを置くと、動線が悪くなるため注意が必要ですね。
詳しいサイズの選び方や形、高さについては、以下の記事で解説しています。
この記事を読めば、失敗しないテーブルサイズの選び方が分かりますよ!
テーブルサイズは「家族の人数」だけでなく、「一人ひとりの快適さ」や「部屋全体の動線」も考慮して選ぶことがポイントです。
続いて、使い勝手やインテリアにも影響する「テーブルの形」についてご紹介します。
③用途に合わせたテーブル形状の選び方

ダイニングテーブルの形状は、部屋の広さや家族構成、使い方によって適したものが異なります。
適切な形状を選ぶことで、食事のしやすさやインテリアの雰囲気が大きく変わるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
①正方形(Square):コンパクトで1~2人向け
正方形のダイニングテーブルは、省スペースで置きやすく、1~2人暮らしに適している形状です。
カフェのようなコンパクトな空間作りに向いています。
【メリット】
・スペースを取らず、ワンルームや小さなダイニングでも設置しやすい
・壁付けやコーナーに置きやすく、レイアウトの自由度が高い
【デメリット】
・3人以上で使うには窮屈になりがち
・料理をたくさん並べると、スペースが足りなくなる
②長方形(Long):スタンダードで多人数向け
長方形のテーブルは、最も一般的な形状で、4人以上の家族や来客が多い家庭におすすめです。
壁に寄せて設置することも可能で、配置の自由度が高いのが特徴です。
【メリット】
・4人以上でも余裕を持って座れる
・料理を並べやすく、配膳がスムーズ
・壁に沿って配置できるため、スペースを有効活用しやすい
【デメリット】
・大きすぎると圧迫感が出やすい
・端に座る人と中央の人で距離ができ、会話がしにくいことも
③円形(Circle):会話が弾む、圧迫感の少ない形状
円形のダイニングテーブルは、角がないため、柔らかい印象を与え、家族の会話が弾みやすいのが特徴です。
【メリット】
・どこに座っても全員の顔が見えるため、会話がしやすい
・角がないので、小さな子どもがいる家庭でも安心
・圧迫感が少なく、空間を広く見せる効果がある
【デメリット】
・壁付けにできないため、ある程度のスペースが必要
・大人数になると、中央の料理に手が届きにくくなる
詳しいサイズの選び方や形、高さについては、以下の記事で解説しています。
この記事を読めば、ご家庭にピッタリのサイズや形状が分かりますよ!
テーブルの形状は、人数や使い方だけでなく、部屋の印象を左右する大きな要素です。
それぞれの特徴を理解して選ぶことで、暮らしがグッと快適になります。
次は、見落としがちだけど意外と重要な「テーブルの脚」についてご紹介します。
④テーブルの脚 | デザインで変わる座り心地と使い勝手

ダイニングテーブルの脚は、本数やデザインによって座り心地や足元の広さ、使い勝手、部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。
同じ天板でも脚のデザインを変えるだけで印象がガラリと変わるため、慎重に選びましょう。
①4本脚(スタンダード)
【メリット】
最も安定感があり、揺れにくい
【デメリット】
椅子の配置が制限される
4本脚タイプは一般的なダイニングテーブルに多く、どんなインテリアにもなじみやすいのが特徴です。
ただし、椅子を入れられるスペースが決まっているため、座る人数によっては窮屈に感じることもあります。
② 2本脚(T字・H字型)
【メリット】
足元が広く、椅子の出し入れがスムーズ
【デメリット】
デザインによっては安定感に欠ける
T字型やH字型の脚は、座る位置を選ばないため、家族が自由に席を決められるのが魅力です。
特に、長方形テーブルでゆったり座りたい方におすすめです。
③ 一本脚(中央支柱・ペデスタル)
【メリット】
スタイリッシュで、椅子を自由に配置できる
【デメリット】
脚のデザインによっては揺れやすい
一本脚タイプは、特に円形や楕円形のテーブルに採用されることが多いデザインです。
脚が中央にあるため、どこに座っても足元が広く使えます。
ただし、支えが一点に集中するため、安定性が気になる場合もあります。
脚のデザインが部屋の雰囲気を左右する
テーブルの脚は単なる支えではなく、デザインによって部屋の雰囲気にも影響を与えます。
例えば、細身のスチール脚を選ぶとモダンでスタイリッシュな印象になり、木製の太い脚にすると温かみのあるナチュラルな雰囲気を演出できますよ。
脚の種類ごとの使い勝手や選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
脚の種類によって、座りやすさや動きやすさ、掃除のしやすさも変わるため、慎重に選びましょう。
それでは、次に意外と快適さに直結する「テーブルの高さ」について見ていきましょう。
⑤テーブルの高さ

ダイニングテーブルの高さは、食事のしやすさやインテリアの雰囲気に大きく影響します。
一般的には「70cm前後」が標準とされていますが、ライフスタイルや座る椅子の種類によって最適な高さは異なります。
①ベーシックスタイル(70cm前後)
✔ 食事メインで使いたい方に最適
✔ 日本人の平均的な体格に合わせた一般的な高さ
✔ 長身の方は75〜80cm程度を選ぶと快適
70cm前後のテーブルは、標準的なダイニングチェアと相性がよく、食事をする際に最も自然な姿勢を保てます。
また、家族での団らんや作業スペースとしても使いやすく、オーソドックスな選択肢と言えます。
ただし、身長が高めの方(175cm以上)の場合は、75〜80cmの高さを選ぶとより快適に使用できます。
逆に、身長が低めの方は、標準よりやや低めのテーブルを選ぶと食事がしやすくなります。
② ソファスタイル(60cm前後)
✔ ソファタイプの椅子に合わせて使いたい方に最適
✔ 圧迫感が少なく、部屋が広く感じられる
ソファスタイルのダイニングテーブルは、リラックスしながら食事を楽しみたい方におすすめです。
座面が低いソファやラウンジチェアと合わせることで、カフェのような落ち着いた雰囲気を演出できます。
また、テーブルの高さが低いと視線が下がるため、部屋全体が広く見えるというメリットもあります。
そのため、コンパクトなリビングダイニングをおしゃれに見せたい方にも適したスタイルです。
テーブルの高さは、体格や使う椅子に合わせて選ぶことで、日々の快適さが大きく変わります。使い方に合った高さを見極めましょう。
次は、木の魅力を引き立てる「天板の塗装」について解説します。
お手入れのしやすさや、経年変化の楽しみ方に差が出るポイントですよ。
⑥テーブル天板の塗装

ダイニングテーブルの天板は、塗装の種類によって見た目やお手入れ方法が異なります。
特に人気の「ウレタン塗装」と「オイル塗装」の違いを、表で比較してみましょう。
ウレタン塗装 | オイル塗装 | |
特徴 | 表面に樹脂コーティングを 施した塗装 | 木にオイルを染み込ませた塗装 |
耐久性 | 高い (傷・汚れ・水に強い) | やや低い (水や汚れが染み込みやすい) |
メンテナンス | サッと水拭きでOK | 定期的なオイル塗り直しが必要 |
木の質感 | ツルツルしており 質感は感じにくい | 木の風合い・肌ざわりを 楽しめる |
経年変化 | 変化しにくい (見た目が変わらない) | 使い込むほど味が出る |
傷の修復 | 一度傷がつくと補修が難しい ※MOKUHARUでは補修可能 | 傷がついても削って修復可能 |
おすすめの人 | 手軽にお手入れしたい方、汚れが気になる方 | 木の風合いを楽しみたい方、家具を「育てたい」方 |
自分の暮らしや好みに合った塗装を選んでいきましょう。
どちらを選ぶべき?ライフスタイルに合わせた選択を
【ウレタン塗装がおすすめの人】
・手軽にお手入れしたい
・小さな子どもがいて、汚れが気になる
・長期間、美しい状態をキープしたい
飲みこぼしや食べこぼしもサッと拭くだけでOK!シミやカビの心配が少なく、長く綺麗に使えます。
【オイル塗装がおすすめの人】
・木の風合いを存分に楽しみたい
・経年変化を味わいながら、長く愛用したい
・傷や汚れも、木の個性として受け入れられる
「木の風合いを活かしながら、長く愛用したい」ならオイル塗装、「日々のお手入れを楽にしたい」ならウレタン塗装がおすすめです。
塗装の種類は、見た目だけでなくメンテナンスのしやすさや家具の「育ち方」にも関わりますよ!
MOKUHARUで理想のダイニングテーブルを見つける
ここからは、実際に購入を検討している方に向けて、MOKUHARU でおすすめのダイニングテーブルをご紹介します。
イチ押しのダイニングテーブル3選

モールテックス ダイニングテーブル
コテ波を残した無機質な風合いを保ちながらも、高い耐久性を持ち合わせています。定期的にメンテナンスをすることで、常にきれいな状態で長くお使いいただけます。
・横幅:140~180cm
・奥行き:80~90cm
・床から天面までの高さ:約70cm
・天板の厚み:約3cm
【こんな方におすすめ】
・モダンで無機質なデザインが好きな方
・傷や熱に強い、実用性重視のテーブルを探している方
・子どもがいる家庭でも気軽に使える丈夫な天板が欲しい方

ひのきの一枚板風はぎ合わせテーブル
紀州材ひのきをふんだんに使い、上から見るとつなぎ目がわからないような杢目や色味を合わせ、一枚板のように見えるこだわりの耳付き一枚板風ダイニングテーブル。
サイズ オーダー可
長さ:120cm~180cm / 奥行:80cm~90cm
高さ:70cm カット可能
【こんな方におすすめ】
・木の温もりや自然な風合いを楽しみたい方
・一枚板のような存在感を、お手頃に取り入れたい方
・和モダンやジャパンディ(Japandi)スタイルが好きな方

一枚板テーブル
国産無垢材を使用した一枚板テーブルを製作しています。天然木の美しい木目と質感を活かし、長く愛用できる一枚板テーブルが揃っています。
オーダーメイド可能
【こんな方におすすめ】
・唯一無二の天然木の表情をインテリアに取り入れたい方
・長く使える一生モノの家具を探している方
・家族の思い出と共に「育てる家具」に魅力を感じる方
充実したアフターサービスが特徴
ご購入後に万が一不具合が発生したり、ご相談がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
MOKUHARUでは、自社製品すべてに安心の1年保証をお付けしています。
お取り扱いメーカーの椅子などについては、それぞれのメーカー基準に沿った保証内容となります。
たとえば、一枚板のテーブルをご購入いただいた場合、長年使用する中で「天板の塗装が剥がれてきた…」と感じることがあるかもしれません。
そのような場合でも、MOKUHARUなら自社制作の強みを活かし、再塗装や一枚板のリサイズ、テーブル脚の変更など、柔軟に対応いたします。


まるで新品のようになりますよ!家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、リサイズができるのもオススメポイントです。
専門スタッフによる適切なアドバイス
MOKUHARUのショールームには、経験豊富なスタッフが常駐しています。
親しみやすいスタッフが揃っているため、どんなことでもお気軽にご相談ください。
お客様のご希望やご予算にできる限り寄り添い、最適なご提案をさせていただきます。
オーダー家具をご希望の場合は、図面の作成や3Dパースを用いたイメージ画像のご提供も可能です。

完成イメージを細かくすり合わせながら、お客様にぴったりの家具をお作りいたします!
三重・和歌山ショールームで商品確認も可能

家具をネットで購入する際、
写真では素敵に見えたのに、実際に届いたらイメージと違った‥
という経験をしたことはありませんか?
特に高級家具の場合、質感や色味、座り心地、仕上げの美しさなど、写真だけでは判断しきれない要素が多くあります。
木製家具においては、シート張りの木目と本物の木材では質感や風合いに大きな違いが生じることも。
その結果、お部屋の雰囲気にはこだわっているのに、「テーブルだけ安っぽく見えて浮いてしまう‥」なんてことになりかねません。
だからこそ、家具選びで後悔しないためには、写真だけでなく実際に見て、触れて、確かめることが大切です。
色合いや木の質感、サイズ感を直接体験できるショールームをぜひ活用してください。
MOKUHARUでは、和歌山県新宮市と三重県津市にショールームを設けています。
駐車場も完備しているので、気になる家具がある方はぜひお気軽にお立ち寄りください。
ショールームへの来店を希望の方は、来店予約をおすすめしております。
まとめ | ダイニングテーブル選びに困ったら MOKUHARUへ

ダイニングテーブル選びって、想像以上に悩ましいですよね。でも、大丈夫!
大切なのは「誰と」「どんな時間を」過ごしたいかをイメージすること。
「子どもと一緒にお絵描きできる広さが欲しいな」
「毎日の掃除が楽な素材がいいかも」
そんな日常の中の小さな声が、最適な一台に出会うヒントになります。
「どれがいいか迷う」そんなときは、まずはショールームへ。
実際に見て、触れて、ご家族でお気に入りを見つけてください。
弊社のHPからお問合せやご購入も可能です。
ショールーム情報はこちら↓
MOKUHAURU 三重ショールーム
〒510-0308
三重県津市河芸町中瀬129-1
tel. 059-271-7200
fax. 059-271-7201
営業時間 10:00〜18:00
定休日 木曜日・第3水曜日
*お店入口前に3台分の駐車スペースがございます。
万が一満車の場合は、近隣にもございますので、お気軽にお申し付けください。

MOKUHARU 新宮本店ショールーム
〒647-0071
和歌山県新宮市佐野975-8 コートリヴィエール 1-A
TEL 0735-29-2227
FAX 0735-29-2228
営業時間 10:00 – 16:00
定休日 土曜日・日曜日・祝日
*お店入口の前に3台分の駐車スペースがございます。
満車の場合は近隣にも駐車場がございますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
