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最近よく聞くジャパンディって、どうやって取り入れたらいいの?
SNSやインテリア雑誌で見かけて気になっていても、実際にどう取り入れるのか迷ってしまいますよね。
「自宅のリビングやダイニングに統一感を出したい」
「オシャレでありつつも、機能的で長く使える家具がほしい」
このように悩んでいる方も多いでしょう。
ジャパンディ(Japandi)とは、日本の慎ましく質素なものの中に趣を感じる「侘び寂び」と北欧のヒュッゲに代表される「居心地のよさ」を掛け合わせたインテリアスタイルのこと。
余計な装飾がなく、スッキリした落ち着きのある空間を作れることから、ファミリー層や共働き夫婦の間で注目を集めています。
この記事では、オーダー家具を手がけるMOKUHARUが、ジャパンディの特徴や家具の選び方、おすすめアイテムを分かりやすく解説。
記事を最後まで読めば、理想のジャパンディスタイルを取り入れることができますよ。
「流行りだけじゃない、自分達らしい落ち着いた空間を作りたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
ジャパンディ(Japandi)とは?

ジャパンディ(Japandi)とは、Japan(日本)× Scandi(北欧)を組み合わせた言葉で、両国の美意識を融合させたインテリアスタイルです。
以下、2つの要素をミックスしたジャパンディスタイルは、シンプルでありながらも、温もりを感じられる空間を演出します。
- Japanese=「禅」や「侘び寂び」の精神に代表される、静けさ・余白・簡素美
- Scandinavian=「ヒュッゲ(Hygge)」に象徴される、居心地の良さ・温かみ・ナチュラルさ
近年、ジャパンディは単なるトレンドではなく、「タイムレスなスタイル」として世界的に支持されています。
その背景には、コロナ禍を通じて人々の価値観が大きく変化したことも影響しているんです。
在宅時間が増えたことで、暮らしに「安心感・静けさ・自然とのつながり」を求める人が増えました。
そこで、ジャパンディの持つ余白や木のぬくもり、グレートーンの落ち着きが、改めて評価されるようになったのです。
実際に、アメリカでは2020年以降「Japandi」の検索数がどんどん増加。

また、VOGUEでは「今もっとも注目すべきインテリアスタイルのひとつ」として紹介されるなど、世界中で関心が高まっています。
ジャパンディが流行っている3つの理由

「おしゃれだけど落ち着く」
「余白があるのに、どこか温かい」
そんな心にじんわりと響く居心地の良さが、ジャパンディスタイルの魅力です。
Instagramでは「#Japandi」の投稿が急増し、真似したくなるような素敵なコーディネートがたくさん登場。
また、北欧系インテリア雑誌でも「ジャパンディ特集」が組まれるほど、国内外で注目を集めています。
特にここ数年は、コロナ禍を機に働き方や暮らし方が大きく変わり、
「家にいる時間をもっと心地よくしたい」
「インテリアも“自分らしさ”を大切にしたい」
このように考える人が増えたことも、人気を後押ししています。
ここからは、ジャパンディが多くの人に選ばれている理由を3つご紹介します。
①忙しい現代人にとって癒しを感じられるインテリア
仕事や家事、育児に追われる毎日。
頭の中は常にフル回転で、気づけばため息ばかり‥
そんな方にこそおすすめしたいのが、ジャパンディスタイルの「余白がある空間」です。
ポイントは、無駄な飾りがなくスッキリ整っていること。
モノが少ないことで、掃除もラクになり、週末は余暇の時間を多く過ごせます。
ジャパンディスタイル特有のぬくもりを感じられる素材は、心をゆるめ、気持ちに余裕もでますよ。
余白があり整った空間は、心を落ち着かせ、日常のストレスから解放。
ジャパンディスタイルの空間は、ストレスの多い現代人にとってほどよい癒しをもたらしてくれます。
②年月を経ても古さを感じさせない
ジャパンディが長く愛され続ける理由のひとつが、「直感的に心地よさを感じるデザイン」にあります。
自然素材と無駄のないラインで形作られたシンプルなスタイルは、流行に左右されることなく、時を経てもなお魅力を失いません。
特に、木材やリネン、陶器といった自然素材は、使い込むほどに風合いを深め、独自の味わいを醸し出していきます。
この経年変化こそが、ジャパンディならではの「時とともに美しくなる空間」を生み出しているんです。
忙しい日常の中で、空間そのものがゆっくりと育っていく感覚は、暮らしに豊かな時間の流れと、深い安らぎをもたらしてくれるでしょう。
③見た目だけじゃない、暮らしに根ざした使いやすさ
ジャパンディスタイルの魅力は、見た目の美しさだけではありません。
暮らしに根ざした「使いやすさ」と「実用性」にも優れているからこそ、多くの人に選ばれています。
家具はシンプルな構造で無駄がなく、本当に必要な心地よさだけがきちんと残されています。
例えば、北欧デザインのイスは、体の曲線にフィットする設計や、長時間座っても疲れにくい座り心地に配慮。
また、伝統的な和の床座スタイルに馴染みやすい低めの家具は、部屋を広く見せながら、生活動線をスムーズに保ってくれます。
だからこそ、日常の小さな工夫が、暮らし全体の快適さを左右するのです。
帰宅してすぐ荷物を置ける棚があったり、ダイニングからキッチンまでの移動がスムーズだったり、家の配置や収納が整っていると、自然と片付けがしやすくなり、ストレスが減りますよ。
ジャパンディスタイルは、「使うものだけを厳選して、家族みんなが自然と片付けやすい場所に整える」暮らし方を実現。
余計なモノを持たないことで掃除がしやすくなり、「あれどこ?」と家中を探し回ることも少なくなります。
自然と空間が整っていくから、家族にとっても居心地のよい場所に。
子どもが自然とお片付けするようになりました!
「使いやすさ」と「実用性」が両立するからこそ、ジャパンディは心地よい暮らしを叶えてくれるのです。
ジャパンディに合う家具・雑貨の選び方
ジャパンディスタイルを取り入れたいと思っても、
「具体的にどんな家具を選べばいいのか分からない」
「インテリアのバランスが難しそう」
「安くない買い物だから失敗したくない」
そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか。
ジャパンディはシンプルだからこそ、家具選びのちょっとした違いで、部屋の雰囲気が大きく変わります。
家具の素材・色・形の選び方がとっても重要です!
ここでは、ジャパンディスタイルにマッチする家具や雑貨の選び方を、分かりやすく紹介します。
初心者の方でも迷わず選べるコツをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
素材|無垢材や天然木が主流

ジャパンディの心地よさを支えているのは、自然素材のあたたかみ。
なかでも、無垢材や天然木は欠かせない存在。
表面だけ美しいプリント板とは違い、本物の素材は時を重ねるほどに味わいが深まり、空間に「育つ楽しみ」を与えてくれます。
コーディネート例
- オーク材のダイニングテーブル×麻素材のランチョンマットでナチュラルに
- ウォールナットのテレビボードで、リビングに重厚感をプラス
- 節のあるチェアを選んで、自然な表情を楽しむ
選ぶ時は、まずは「天然素材かどうか」をチェックしましょう。
合板やプリント板では出せない質感が、空間全体の格をぐっと高めますよ。
カラー|ニュートラルカラーとアースカラーを組み合わせる

ジャパンディらしい空間をつくるには、色使いも大切なポイント。
まずベースに使いたいのは、ニュートラルカラー。
白・グレー・ベージュ・グレージュなど、主張しすぎず、心を落ち着かせてくれる色です。
そこに、アースカラーを加えることで、空間に奥行きと温もりが生まれます。
派手でなく、地味なこともなく、センス良く見えるのが、ジャパンディカラーの魅力。
実際の配色パターン
- グレージュのソファ+セージグリーンのクッションでやさしい印象に
- 白い壁+プラム色の花瓶やスモーキーブルーのアートでアクセントを
- ベージュのラグ+テラコッタの鉢植えで足元に自然の温かみをプラス
ナチュラルな色の組み合わせは、見た目も気持ちも整えてくれますよ。
形|端正なライン

ジャパンディスタイルに合う家具の特徴は、余計な装飾がなく、直線的で整ったフォルムであること。
たとえば
- 細くスッと伸びた脚のチェア
- 薄い天板ですっきりとしたダイニングテーブル
こうしたラインの美しい家具は、空間に軽やかさと静けさをもたらしてくれます。
家具が主張しすぎないから、自然と「余白」が生まれ、部屋が広く見えるんですよね。
さらに、ジャパンディの家具は、見た目だけでなく機能性も優秀。
収納付きベンチや、壁際にすっきり収まるテーブルなど、暮らしを支える実用性も大切にしています。
「美しいライン」+「暮らしに役立つ機能」を両立する家具を選びましょう。
和と北欧のバランスは「3:7」がベスト
ジャパンディスタイルは、「和」と「北欧」の美意識を融合させたデザイン。
でも、どちらに寄せるべきか迷う方も多いはず。
基本は、和3:北欧7のバランスを意識しましょう!
具体的には
- フォルムや素材は北欧寄りで統一
- 色使いや余白の演出で和の落ち着きをプラス
「北欧の軽やかさ」と「和の静けさ」をバランスよく取り入れると、空間が心地よく整います。
たとえば、畳や障子のある和室に、ナチュラルな北欧家具を合わせるだけでも、ぐっとジャパンディ感が高まります。
全体は北欧ベースにまとめ、最後に「和」をそっと添える。
この感覚でコーディネートすると、自然と洗練された空間が完成します。
MOKUHARU で買えるジャパンディ おすすめアイテム5選

モールテックス ダイニングテーブル&チェア2点&スツール2点セット
無機質なモールテックス天板と天然木の脚部が調和し、和と北欧の美意識を融合させた空間を演出します。
付属のスツールはコンパクトで使い勝手が抜群。使わないときはテーブルの下に収納できるので、省スペース化が叶います。
また、チェアと組み合わせるとオットマンとして使えるので、脚を伸ばしてゆったりとくつろげます。

モールテックス 丸テーブル&リボーンチェア4脚セット
「家族と顔を合わせながら食卓を囲みたい」そんな方にぴったりなのが、こちらの丸テーブル&チェア4脚のセットです。
角がないため、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
さらに、丸テーブルは空間をやわらかく見せ、圧迫感が出にくいため、動線もスムーズに保てます。

一枚板テーブル
ダイニングにジャパンディスタイルを取り入れるなら、一枚板のテーブルもオススメ。
杢目がはっきり分かるテーブルを選ぶと、空間全体にメリハリが生まれます。空間に自然美と洗練されたデザインが融合し、心地よい居住空間を実現できます。
※掲載商品以外にも在庫が豊富にございますので、お求めの樹種や色味などお気軽にご相談ください

マリーペンダント(S) アートワークスタジオ
麻紐を樹脂でコーティングし、月のように丸いシェイプに仕上げ、凛とした存在感とあたたかみを演出しました。
ジャパンディスタイルでは、照明の選定が空間の印象を大きく左右します。
「マリーペンダント」のようなシンプルでありながら存在感のある照明を取り入れることで、洗練されたインテリアを実現できます。

幸せになるソファ
体圧分散ウレタンとフェザーの心地良さで座ったら動きたく無くなるような至福のソファ。
座高の低いソファしても使用できリラックス感を更に向上できコタツシーズンでも活躍します。
ナチュラル素材と落ち着いた色合いで、洗練されたデザインが魅力です。
実際の納品事例もぜひご覧ください!
まとめ|ジャパンディに取り入れるアイテムは MOKUHARUへ

ジャパンディスタイルのいいところって、見た目がおしゃれなだけじゃないんです。
仕事や家事でバタバタした一日の終わりに、あたたかみのある木のダイニングでホッとひと息つける──
そんな、「落ち着ける場所」を作ってくれるのがジャパンディ。
最近は、リモートワークやおうち時間の増加で、「家をもっと心地いい場所にしたい」っていうお声、すごく増えています。
ものを減らして、すっきり暮らしたいという方も多いですよね。
木のテーブルや、やわらかな光の間接照明、毎日ふれるたびにほっと癒される素材たちが、暮らしの中に自然な心地よさを運んでくれます。
MOKUHARUでは、そんなジャパンディスタイルにぴったりの家具をたくさんご用意しています。
無垢材のテーブルや、シンプルで洗練されたデザインの家具は、「世界にひとつだけあなたのための家具」をコンセプトに作られています。
カスタマイズやサイズオーダーもできるので、「うちにぴったりのサイズが見つからないかも‥」と心配な方も安心してください。
ショールーム見学も大歓迎
MOKUHARUでは、三重県・和歌山県にショールームを展開中。
実際にテーブルの質感や座り心地を体験して、じっくり比較することができます。
家具選びで迷ったら、まずは目で見て・触れて・感じることが大切です!
来店をご希望の方は、事前の来店予約がおすすめです。
MOKUHAURU 三重ショールーム

〒510-0308
三重県津市河芸町中瀬129-1
tel. 059-271-7200
fax. 059-271-7201
営業時間 10:00〜18:00
定休日 木曜日・第3水曜日
*お店入口前に3台分の駐車スペースがございます。
万が一満車の場合は、近隣にもございますので、お気軽にお申し付けください。

MOKUHARU 新宮本店ショールーム

〒647-0071
和歌山県新宮市佐野975-8 コートリヴィエール 1-A
TEL 0735-29-2227
FAX 0735-29-2228
営業時間 10:00 – 16:00
定休日 土曜日・日曜日・祝日
*お店入口の前に3台分の駐車スペースがございます。
満車の場合は近隣にも駐車場がございますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
